学習する意欲
先週、三者面談がありました。
三年生の前期の内申点をもとに、公立高校の滑り止めの私立高校が併願可能かどうかを話し合いました。
娘の併願校の第1志望校の条件は9教科で内申点41以上。英検準二級で1ポイント加点できるので、前期の内申点40でもなんとかクリア。ただもう一つの条件である主要5教科の内申点23以上。これは1点足りず。
もし後期の仮内申点があがらなかったら、第2志望の併願校に決めざるを得ません。
娘の私立高校選びの最重要ポイントは、きちんと勉強できる環境の学校です。
言い方を変えれば、塾に行かずに学校で学びたいことを学べる学校ということです。
皆が勉強しているのが当たり前な校風を望んでいます。
したがってコース毎にレベルや授業数などが異なる、国公立コースや特進コースなどのコースが設けられている学校は希望していません。
担任の先生から「もし、後期の仮内申点が凄く上がった場合、大学がついている私立を併願校とは考えないのかな?」と聞かれました。
恐らく今は、大学付属高校の人気が高まっているので、聞いてくださったのだと思います。
しかし、長女の夢は漫画やアニメに携わる仕事に就くこと。もちろん勉強することは好きなので、大学進学も視野には入れています。
我が家は親子共に高校卒業後は、大学行くもよし、専門学校行くもよし、働くもよし。自分の好きな道を歩めば良い。という考えなので、母娘で返答に困っていると、、、。
「あー、わかった。美大に行きたいんだな?」と妙に納得したように確認してきました。
まだ先のことは何も考えてません!目の前の受験のことしか見えてません!とは言えず💦
言葉を濁して帰ってきました。
勉強好きな子が必ずしも大学に進学することを熱望しているわけではないのなー。
うちの子は、絵を描くことが一番好きです。その次に勉強をして知識を増やすこと、理解すること、難問が解けたときの達成感をただ純粋に大切で楽しいと思っているだけです。今のところそれで充分だと私は思っています。
学習したいという意欲があるうちは、と言うより、この意欲をなくならせない為にも、敢えて付属高校の選択は我が家にはありません。
今週末、仮内申が出ます。
娘は仮内申が上がることを信じて、公立高校合格を目指して勉強に勤しんでいます。
忘れてはいけない勉強よりも大切なこと
子育てをしていると、様々な親子に出会います。
そんな中で親は子供に何を望んでいるのか?と疑問に思うことが多々あります。
勉強の出来る子?
レベルの高い学校に入れる子?
親の望むような職業につく子?
そこばかりを追求している親が多いと感じることが年を追うごとに増えています。
でも、本当にそうでしょうか。
最初はそうではなかったはず。
子供が生まれた時にそんなことを望んでいたのでしょうか。
小学受験をした子
中学受験をした子
高校受験を控えた子
どれも家庭の方針や懐事情、子供の性格などを考えて選び進んだものだと思います。
ただ、苦しそうな子供がどの環境にもいて、胸が苦しくなります。
常に勉強を強いる親を大嫌いになっている子、勉強をしてくれるならと言う条件で何でも言うことを聞いてくれる親を信頼できずにいる子。
親が朝自宅にいる時は、会いたくなくて自室から出ずに学校に遅刻していく子。
これは私の子供の友達の話だったり、身近にいるママ友の話だったりします。
娘の幼稚園は半数が小学受験を、小学校は半数が中学受験を、もちろん公立中学にいる子もいます。様々な環境におかれたお友達が親子共々多くいます。それぞれのメリットと、デメリットも知ることができたり、それぞれのリアルな声も聞こえてきます。
そしてどんな環境でも、勉強より親子の関係が一番大切だと痛感します。
生まれてきてくれた時に、健やかに幸せに育みたいと思った気持ちを世の中の全ての親がずーっと忘れずにいたら、この世は幸せな子供たちが増えるだろうなと時折思います。
そう育てていても、子供には友人関係のトラブルや様々な問題は起きるので、問題に向き合える強い絆の親子関係を築くことを忘れずにいたいと思います。
塾の体験
長女が中学三年生の春、塾に心が揺れた母である私。
学習相談に行き、さらに心が揺れました。
学習相談の後、何度か塾の講師からお電話をいただき、学力テストを受ける案内をいただきました。
勉強を楽しみながら進んでやる長女は、テスト受けてみたい!と乗り気♬
同時にAI性格テストも実施してくれるとのこと!喜んでテストに向かいました。
その結果をもとに更に学習相談。
理系と英語は問題なく、社会と特色検査の対応ができれば良いとのこと。もちろん全ての教科をもっと取れるようにすれば、安心してトップ校を狙えるとのことでした。
AI性格テストもとても的を得たものでした。短期的な目標はたてることが得意。平和を好む温和な性格。情報キャッチ能力が乏しい、などなど。
私が子育てで感じてきたこと、その通りの結果でした。
どうしても一度塾に通ってみてほしくて、長女に話してみました。
「あなたが行きたい高校、特色検査もあるし、塾で教えてもらうのもよいかもよー」
「一度くらい塾に行ってみるのも良い経験だよね」
「定期テスト対策もあるみたいよー」
そして最後に「合わないと思ったらすぐにやめて良いから」と。
軽い気持ちで1ヶ月の体験入学に臨みました。
19時半から21時45分までの授業を平日に週4回。
2週間弱で娘はすぐに音をあげました。
「すでに理解してることを聞く時間が勿体無い。自分のペースでほかの勉強がしたい」
「自分は学校の授業を大切にしてる。予習のための塾は必要ない」
「学校の宿題や準備を大切にしたい。こんな遅い時間に帰ってきてはそれができない」と。
あー、私が大切にしてきたことだった、、、。
今まで娘に教えてきたことを、娘に改めて教えられたような気がしました。
「明日、体験入学やめるって連絡するね」と私が言って長女の塾の体験は終了しました。
今回は私にとって、とても良い経験でした。
塾なしで自らやっていく志のある子に育てたのだから、寄り道や迷い道をして娘の邪魔をしてはいけない。
中学一年生の担任に言われたことを思い出しました。
基本的には放っておく。もし彼女がやりたい!習いたい!通いたい!と言ったときは対応する。それで良いと思いますと。
気持ちを新たに、今まで育ててきたやり方を信じようと思えました。
塾に心が揺れる時は、、、
ズバリ、塾に足を運んでみることをオススメします!
中学三年生の今、塾に通っていない子は本当にうちの子くらいのようです。
何度か塾に心が揺れたことがあります。子供ではなく、親である私が。
正直今も心は揺れ続けていると言っても過言ではありません。
なぜなら、塾に通っていないと、受験に関する情報が全く入ってきません。中学の先生方も一生懸命進路指導してくれますが、中学校からの情報量では不安感があります。
学校選びから子供の学力が県内でどの程度なのか、本番のテスト、面接、特色検査のことなど、知りたいことは盛りだくさん。
先輩ママから、「三年生の夏休みから塾通わせたよ」とか、「塾の先生と進路相談するとホッとできるの」「自習室に毎日行って勉強してたよ」など聞くと、正直いいなぁと思っていました。
ママ友からも「この高校はよく勉強させてくれるみたい」「あの高校は進学率がグンと伸びてるみたい」と教わると、塾の先生とお話ししてみたい✨という気持ちと、ちょっと塾に通わせてみたいという気持ちが出てきたことがありました。
中学三年生になったばかりの春、悩んでいても仕方ない!塾について前向きに検討してみよう!と、ある塾の学習相談のアポをとりました。
問い合わせの電話だけでも、その塾の印象がわかるので、電話対応の良い塾を選びました。
持ち物は二年生の内申点と最近受けた模試の結果です。
お話してくださった塾の講師の方の素晴らしいこと!
娘の成績から、とても丁寧に高校選びのアドバイスをしてくださいました。
そして娘の必要な勉強についてもアドバイス下さって、塾の案内を軽くしてくれました。こちらからの質問や疑問に一つ一つきちんと答えてくれて、相談は終了しました。
この講師が受験までサポートしてくれると考えたら、どんなに安心して過ごせるか!!
その後色々あり、結局入塾には至りませんでしたが、塾に足を運んだことはプラスでしかありませんでした。
塾に心が揺れた時は、塾に足を運んでみる!これは絶対オススメです!
塾なしで頑張っていても、何かあった時には頼りになる講師の先生がここにいる!と知っておくだけでも大きな心の支えになると思います!
親子共に解放感!
今日で上の子の中学校3年間で1番大切な定期テストが終わりました。
本人の手応えとしては、、、
社会は内申上がらなくて4のままだと思う。国語と理科は多分上がって5になるかな。保健体育は上がると思うけど、5は無理かなーとのこと。
まー、とりあえずはお疲れさま。
私がパートの仕事から帰宅すると、上の子は読まずに置いておいたジャンプを読みながら、そして録画していたアニメを観ながら大好きな絵を描いていました。
器用な子だなーと思いました。
テスト中は免除していた洗濯物たたみとお風呂掃除のお手伝いも再開!
子供が洗ってくれた湯船につかるのはやっぱり最高です!
そして1番喜んでいたのは中学一年生の下の子。仲良し姉妹なので、大好きな姉のテストが終わって構ってもらえる嬉しさに満ちていました💓
夕飯も笑いに包まれ、いつもよりゆったりと解放感に満ちていました。
夕飯の時間は、学校であったことを話す母娘の大切な時間。
嫌なことも楽しかったこともこの時間に話してくれます。姉妹で競うように私に話します。
上の子が今日明日明後日は勉強しないと宣言していました。明後日はクラスの男女全員で(都合の合うメンバー)、食事をして公園で遊ぶらしいです。
来週月曜日からまたコツコツと勉強を始める予定だそうです。
結果はどうであれ、勉強も遊びも楽しみ、自主自律の精神を持てているので、大きな心で見守りたいと改めて思いました。
勉強が楽しいと自ら進んで勉強する子になるよう、小さな頃から育ててきて本当に良かったなとしみじみ思いました。
三年生後期中間テスト
ただ今、受験生である上の子の後期中間テストが行われています。
中間テストではありますが、9教科のテストがあり、その二週間後には仮内申という受験に最も重要な内申点が決まります。
前期で内申点を4点も下げた上の子。
落ち込むこともなく、「やっちゃったー」という軽い感じでした。
前期の定期テストの手応えのなさを本人が1番感じていたからかもしれません。
これを機にやる気が出るのかな?と期待していましたが、「今までで1番やる気が出ない」と言う始末!テスト前二週間で風邪をひき、ますますやる気スイッチは入らない模様。
主人にだけは、私がちょっと心配している気持ちは伝えてはいましたが、夫婦2人で「大丈夫!大丈夫!入った学校がご縁があった学校だね」と考えることにしました。
ある日、上の子が帰ってくるなり、ダイニングテーブルに教材をドサッと置き、即勉強スタート。(我が家は居間で勉強するスタイルです)
お菓子も食べずに黙々と勉強を続けています。
彼女のやる気スイッチを入れてくれたのは同じ公立高校を目指すお友達でした。帰り道にお友達が「もっと内申点あげないと、当日のテストが心配」と言ったらしく、「そうだね、一緒に頑張ろう!」
となったそうです。
それからは、食事をする時間も惜しんで、食事が終わるとまた勉強。寝る時間ギリギリまで勉強。お昼ご飯はもっと簡単に片手で食べれるおにぎりが良いとお願いされました。やっと我が家にも受験生がいるみたい!と感じました。
「ママー、教科書音読よりもっと良い方法見つけたよー。音読より頭に入るし、楽しいの!」
テスト範囲を要約し纏めたノートを見せられました。今更ノート作り?!と思いましたが、本当に楽しそうなので良しとしました。それがこれです。
今日でテスト二日目が終わり、前期で内申点を下げた国語は自信ありの様子。
最終日の明日は内申点を下げた残りの三教科、理科、社会、保健体育です。
本人は「保健体育も5にしてオール5狙うぞー!!」とやる気満々です。あと一週間早く始めてれば、、、という言葉は飲み込みました。
オール5が夢か夢じゃないか、上の子の結果はもうすぐ出ます。
三年生前期の内申点!過去最低でした
三年生前期の内申点、過去最低でした。
二年生の後期でオール5に迫る成績をとった上の子。
嬉しくて安心してか、春休みはまーったく勉強しませんでした。
あらあらと思ってはいましたが、勉強しなさい!は言わない方針の我が家。やる気スイッチが入るのをただ待つ日々。
楽しそうに遊ぶ上の子を見て、もやもやする日々。溜まりに溜まったベネッセの通信教材。溜めたらやめさせるという約束通り、三年の前期にやめさせました。
ママ友たちは受験生なのに、通信教育までやめさせて何もさせないなんて勇気あるー!!と驚いていました。
通信教育をやめさせたことで、やっとやる気スイッチが入りました。
中間テストはまずまず。
酷かったのは期末テストでした。
点数的にはいつもと変わらずでしたが、平均点がググッと上がっていました。
今まで部活三昧だった体力のある生徒たちが、空いた時間を勉強に力を注いだのでしょう!
この時期、コツコツ頑張ってきた女子の成績が伸び悩むとは聞いていましたが、その通りでした。
でも、我が子は二年の後期の内申点にあぐらをかき、今までしてきた頑張りほどはテスト勉強に向き合わなかったのだと思います。
内申点は40。ずっと5だった国語が初めて4に。国語の平均点はいつもは50点前後なのにもかかわらず、今回は70点でした!
理科と社会も5から4に。期末テストの点数が80点台に下がったのが良くなかったようです。
そして、今回初めての3がありました!保健体育です。柔道の授業の際に、切らずに行った足の爪が欠けてしまい保健室のお世話になりました。安全面に対する意識の部分が下がり4から3になりました。
下がるだろうなーとは親子で覚悟はしてました。
落ち込んでいても仕方ない!
失敗することも良い勉強だ!と前向きに捉えて、次回の1番大切な後期中間テストに挑むこととなりました✨