苦しい時支えてくれるもの
苦しい時。
長女の場合はお友達関係でうまくいかない時が一番辛そうです。中学3年生になって最も辛い時期が訪れました。
我が子は穏やかな平和主義ですが、3年生になって部活動で自己主張の強いタイプの子にストレス発散のはけ口にされました。
その子がお友達関係もお勉強も親子関係もうまくいかず苦しんでいることを娘もわかっていたので、始めは今までとは変わらぬ対応を心がけていたようです。
でも、途中から苦しくなり距離を置くようにしました。距離を置いてからもなお、その子の当たりがきついようで随分と悩んでいました。
母として、色々話を聞いたり、共感したり、気持ちの切り替え方を話したりしてきましたが、娘の心も浮き沈みが激しく、見ているこちらも辛くなりました。
ある日、いつもは「その子が嫌だ」と言っていた娘が「自分が嫌だ」と泣きました。その子に嫌なことをされた時に何もできず気持ちが沈んでネガティブに考えて、気持ちを立て直すことができない自分自身が嫌だと言うのです。
それに気づけたこの子はきっと大丈夫!と思えた瞬間でした。また、クラスでは趣味の合う穏やかなお友達に恵まれていたのも心強かったです。
苦しい時に支えてくれるもの。
それは、親やその子自身の中にある良心、仲の良いお友達、思い切り泣くことなど様々あると思います。
更に、心の底から大好きなもの!これがあればきっと大丈夫だと思います。
我が子は少年漫画が大好きです。コロコロコミックから始まり、今は少年ジャンプを購読しています。
好きな漫画やアニメを観たり、好きな音楽を聴いたり、好きな絵を描いていることで、気持ちがリセットされるようです。
あれ?さっきまで泣いてなかった?と思うほど上機嫌になることもしばしば。
だから、勉強が大切な時でも、我が子の少年漫画や絵を描くことはこの子の原動力だと思って温かく見守っています。