忘れてはいけない勉強よりも大切なこと
子育てをしていると、様々な親子に出会います。
そんな中で親は子供に何を望んでいるのか?と疑問に思うことが多々あります。
勉強の出来る子?
レベルの高い学校に入れる子?
親の望むような職業につく子?
そこばかりを追求している親が多いと感じることが年を追うごとに増えています。
でも、本当にそうでしょうか。
最初はそうではなかったはず。
子供が生まれた時にそんなことを望んでいたのでしょうか。
小学受験をした子
中学受験をした子
高校受験を控えた子
どれも家庭の方針や懐事情、子供の性格などを考えて選び進んだものだと思います。
ただ、苦しそうな子供がどの環境にもいて、胸が苦しくなります。
常に勉強を強いる親を大嫌いになっている子、勉強をしてくれるならと言う条件で何でも言うことを聞いてくれる親を信頼できずにいる子。
親が朝自宅にいる時は、会いたくなくて自室から出ずに学校に遅刻していく子。
これは私の子供の友達の話だったり、身近にいるママ友の話だったりします。
娘の幼稚園は半数が小学受験を、小学校は半数が中学受験を、もちろん公立中学にいる子もいます。様々な環境におかれたお友達が親子共々多くいます。それぞれのメリットと、デメリットも知ることができたり、それぞれのリアルな声も聞こえてきます。
そしてどんな環境でも、勉強より親子の関係が一番大切だと痛感します。
生まれてきてくれた時に、健やかに幸せに育みたいと思った気持ちを世の中の全ての親がずーっと忘れずにいたら、この世は幸せな子供たちが増えるだろうなと時折思います。
そう育てていても、子供には友人関係のトラブルや様々な問題は起きるので、問題に向き合える強い絆の親子関係を築くことを忘れずにいたいと思います。