内申点アップ術⭐︎オール5も夢じゃない

勉強しなさい!と言わなくても、勝手に勉強を楽しむ子になります!そして自然に簡単に内申点が取れるようになりました。塾なしでも、家でできるコツを紹介しています。

反面教師の父の子育て

私の父は勉強第一主義。

勉強ができなければ、好きな事をすることを全く応援してくれませんでした。

 

父はいわゆる高学歴で博士号を持ち、一流企業のエリートでした。努力が大好きで、遊びは良い大学に入ってから、仕事を始めてからするものという古い考えの頑固な人間でした。

 

私は末っ子だったので、どちらかといえば放っておかれ、うるさい事は言われず可愛いがってもらっていたので父が大好きでした。

 

でも兄は違いました。

 

小さい頃から勉強しろ!と厳しく言われ育ちました。オセロや将棋、ボードゲームなども父は兄とだけは本気で戦い、兄はいつも負けていました。

 

兄はよく勉強ができました。でも兄がテストで良い点を取っても褒められることはありません。当然という対応でした。

髪型も服装も兄の好みはことごとく否定されていたように思います。

中学受験も半ば強制的に、父の望む学校を受けましたが、残念ながら不合格。

 

公立の中学に進んだ兄は、陸上部に入るも、勉強を強要してくる父に反抗し、全てにヤル気をなくしすぐに退部。

 

その後、ギターをやりたくてバンドを組んだ兄に、ギターなんかより勉強しろ!とまたも父は言い放ち、その頃から父子関係は最悪に。

 

その頃の兄は、内申点も模試の結果も良く、地域のトップ校に入れるレベルでした。

しかし、中学3年の一番大切な時期の内申点をなんと10点も落としたそうです。兄の反抗心はおさまらず、結局、兄は地域の二番手校に入り、そこでどっぷりギターと夜遊びに明け暮れました。

 

その後は高校を退学したり、大検を受けて受かるも大学に行く意味を見出せず、大学も中退。

 

私たち妹が就職する頃までフラフラ過ごしていました。

 

元々頭の良かった兄は、その後、就職し専門職につき、高卒という学歴とは関係なく要職を任されています。

 

父は兄を愛していたのだと思いますが、愛情は兄には伝わっていなかったと思います。

父子関係が悪くなると、母子関係も不安定なものになりました。

 

それでも、兄は優しく正しい人間になりました。

人望も厚く、仕事でも信頼されています。趣味や特技も沢山あり魅力的な人でもちろん女性にももてていました。でも、根本では自分に自信がないそうです。

 

私は子供が生まれた時、父は好きだけど、父のような子育ては絶対にしないと心に誓いました。