我が子の得意を伸ばす
勉強が楽しいと自ら進んで取り組む子
我が子たちがこうなった、もっとも大きな原動力は「得意なものがあること」に尽きます。
得意なものは何でも良いのです。例えば、走るのが早い、スポーツ万能、英語が堪能、絵が上手、昆虫博士、料理上手など。
何でも良いけれど、これが好き!これなら負けない!と本人が思えるレベルまで才能を伸ばせるよう応援してあげることが大切だと思います。
好きこそ物の上手なれ
本当にこの通りだと思います。
我が子は絵を描くことが好き!という子供だったので、お絵かきノートをあげると大喜びしていました。
幼児の頃は、公園で大きな紙に絵を描くイベントに連れて行ったり、窓ガラスに好きにお絵かきができる施設に遊びに行ったりしました。
自分の絵のオリジナル缶バッジを作る機会を持ったり、写生に行ったりもしました。
小学生になってからは、学校の図工の時間の絵や工作を先生に褒めてもらえることが増えました。そして、絵画コンクールに出品され表彰されるように。
小学校高学年になると、図工の時間は先生の代わりにお友達に教えるよう先生にお願いされました。
また、修学旅行や運動会のしおりの表紙は毎回選ばれ、「また〇〇だー」と言われたり、「また〇〇が選ばれるでしょー」と言われるように。
中学生になると、生徒会誌のクラスページや行事のシンボルマークのデザインをクラスメイトに頼まれるようになりました。
「絵といえば〇〇さん」という印象がお友達からも先生からも持ってもらえ、それが大きな自信に繋がり、更に絵を描くことにのめり込み、技術もあげています。
好きなものに思う存分向き合っていることを、両親が応援してくれてるという安心感や満足感があると、勉強なんてどうでもいいやー!という風になることは少ないと思います。
先生に「〇〇さんは得意なことを活かしてクラスを引っ張ってくれてます。クラスメイトも一目置いています」と言われると、他の事も何でも頑張ろう!とやる気が湧いてくるようです。
自分は夢中でやれば何でもできる!という前向きな気持ちを持てたのかもしれません。
その結果か、我が家の子どもたちは勉強が楽しいと自ら進んで取り組む子になりました。
これらは、私の父が子育てをする姿から学んだことです。父の子育てはまたの機会にご紹介したいと思います。